グアム*見どころを巡って歴史を感じる「ハガニア(Hagatna)散歩」
こんにちは。komeと申します。
今回は、海外旅行初心者の私たち夫婦が行ってきたグアム旅行のお話をさせていただきます(o^^o)
2019年1月のグアム旅行にてハガニア地区を散歩してまいりました。
有名なハンバーガー屋に寄ったり、「GUAM」の文字モニュメントと写真を撮ったり、遺跡がある公園を見学したりと、とても楽しい散歩となりました。
「ハガニア地区」について
「ハガニア地区」は、宿泊施設が多いタモンやタムニング地区から少し離れている地区で、遺跡や博物館、チャモロ文化由来の名所があり、グアムの歴史を感じられる場所です。
ーーーーー チャモロ文化とは ーーーーー
チャモロ文化とは、グアムの原住民「チャモロ人」によって築き上げられた文化のことです。
私が観光情報を調べる中で「チャモロ料理」「チャモロビレッジ」というワードでチャモロという文字を見かけました。
また観光でチャモロ文化に触れられる場所としては、チャモロ人が残したといわれる「ラッテ・ストーン」と呼ばれる遺跡がある公園や、グアムの歴史が学べる「グアムミュージアム」などがあるそうです。
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散歩の道のり、所要時間
今回の散歩の道のりを地図に記してみました。
かなりごちゃごちゃになってしまいましたが、地図がごちゃごちゃになるほどハガニアには見所がたくさんあることがわかります。
散歩に要した時間は、食事や観光の時間も含め2時間半ほどでした。
バス移動
(ホテル「オンワード・ビーチ・リゾート」→
アガニャショッピングセンター)
①(バス停)アガニャショッピングセンター
②モサズジョイント
③サン・アントニオ橋
④チャモロビレッジ
⑤マーブル・スラブ・クリーマリー
⑥ヨハネ・パウロ二世像
⑦スペイン広場
⑧ラッテ・ストーン公園
いざ、ハガニア散歩!
バス移動 → ①バス停(アガニャショッピングセンター)
散歩前に、まずはホテル(オンワード・ビーチ・リゾート・グアム:タムニング地区)からハガニア地区までのバス移動です。
モサズ・ジョイントの紹介記事でもお話させていただきましたが 、タムニング地区からハガニア地区までのバス移動には、以下の2通りの方法があります。
① バスで「アガッニャショッピングセンター」まで行き15分ほど歩く
② バスで「チャモロビレッジ」まで行き4分ほど歩く
乗り継ぎの関係上、①の「アガッニャショッピングセンター」までバスで行く方法をとりました。
②モサズ・ジョイント(ハンバーガー)
1つ目の目的地は、とてもとても美味しかったハンバーガー屋さん「モサズ・ジョイント」です。お店の詳細は、モサズ・ジョイント紹介記事にまとめました。
③サン・アントニオ橋
「モサズ・ジョイント」からチャモロビレッジに向かう途中、シレナパークと呼ばれる公園にて「サン・アントニオ橋」と「シレナ像」を見ました。
まずはサン・アントニオ橋の上から写真を一枚。
ーーーー サン・アントニオ橋とは ーーーー
1800年代にハガニア川に建造された橋で、グアムの主要道路を何年も支えてきたそうです。
建造から約140年後の第二次世界大戦にて川はなくなり、橋も損壊したらしいのですが、現在は修復されて公園の一部として鑑賞されているようです。
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不揃いの石やこびりついた苔などから、年代を感じました。このような不揃いの石で100年以上も人々や荷車、軍隊までもが行き交う道を支えてきたというのはすごいですね。頑丈で安心感のある橋として人々に親しまれていたのではないでしょうか。
橋の脇には、グアムの伝説の人魚「シレナ像」がありました。
ーーーーーー シレナ伝説とは ーーーーーー
母親に頼まれた用事をサボって泳ぎに行くほど海が大好きなシレナ。そんなシレナに怒った母親が、つい神様に向かって「シレナは魚になればいい」と言ってしまい、祖母?叔母?が慌てて「人間の部分は残して下さい」と祈ったことで、シレナは人魚の姿に変えられてしまった…そうです。
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そういえば、お土産に買ったTシャツなどにも人魚のモチーフが描かれていましたが、もしかしたらそれもシレナなのかもしれませんね。
④チャモロビレッジ
次に訪れたのは、楽しみにしていた観光名所の1つ「チャモロビレッジ」です。
スペイン風の村で、工芸品などを扱った雑貨屋さんやスイーツがいただけるお店などが並んでいました。
そしてなんといっても街並みが素敵で面白く、見て歩くだけで楽しかったです。
チャモロビレッジでは、水曜の夜にナイトマーケットと呼ばれるものが催され、屋台が出たりチャモロダンスが披露されたりと、とても賑わうそうです。
今回の旅行では水曜日をまたがなかったため、残念ながら私たちはナイトマーケットには行けませんでした。お祭り好きの私としては、今回の旅行最大の悔し所でした。
⑤マーブル・スラブ・クリーマリー(シェイク)
甘い物が欲しくなり、散歩中に見つけたアイスクリーム屋さんへ。
突発的に入店したため、事前勉強無しで注文することに。これが申し訳ないくらい手間取りましたが、店員の女の子が一生懸命愛想よく対応してくれたので、むしろいい思い出となりました。他にお客さんがいなかったこともあり、焦らせないでいてくれたこともありがたかったです。
いいお店、いい店員さんでした(^人^)
⑥ヨハネ・パウロ二世像
とても目立つ建物「マリア大聖堂」の方に向かって歩いて行くと、たくさんの見所が出てきました。
まずは「ヨハネ・パウロ二世像」。
1981年にグアムを訪れたローマ教皇だそうです。
「ヨハネ・パウロ二世像」から周囲を見渡すと、様々な建造物が見えます。
まずは「グアム・ミュージアム」。
正面から見ると、本を開いたような素敵なデザインの建物です。グアムの歴史を学ぶことができる、2016年にオープンしたばかりの博物館だそうです。
次は「マリア大聖堂」です。とても存在感がありました。
「グアムミュージアム」と「マリア大聖堂」は、時間の都合上外観しか見られませんでした。どちらもとてもきれいな建物で気になる施設だったので、またハガニアを訪れることがあったらぜひ中を見学してみたいです。
⑦スペイン広場
次は「スペイン広場」と呼ばれるひらけた公園のような所へ来ました。
GUAM の文字モニュメントが特徴的で、写真撮影の列ができていました。後ろには「ヨハネ・パウロ二世像」と「グアムミュージアム」も見えます。
芝生や道が整えられていて、歩いていて気持ちのよい広場でした。
⑧ラッテ・ストーン公園
「スペイン広場」を抜けて、どうしても見たかった「ラッテ・ストーン公園」へやって来ました。
緑がたくさん茂って、少しジャングルのような公園です。
来ました!!ラッテ・ストーン♡
ーーーー ラッテ・ストーンとは ーーーー
チャモロ文化の遺跡。800~1600年頃に作られたそうです。
その形から、宗教建造物とも家の土台ともいわれていますが、ハッキリとした用途はわかっていないそうです。
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往代に思いを馳せながらたくさん写真を撮りました。
他、散歩中の様子
途中の景色や気になったものも写真におさめました。
私(右の写真)のかかとが真っ赤です。思い出してもそこまで苦ではなかったのですが、それほどたくさん歩いた&暑かったのですね。
ニワトリのような鳥がそこら辺を普通に歩いていました。日本でいう鳩的な存在なのでしょうか?子鳥たちもいてかわいかったです。
グアムの信号機です。初め、仕様がわからなくてとても戸惑いました。一番困ったのはボタンをきちんと押せたかどうかがわからない所。信じて待つしかありません。
まとめ
ハガニアは、
・見所がたくさんある。
・ 特に「モサズジョイント」「チャモロビレッジ」「スペイン広場」「ラッテ・ストーン公園」はおすすめ。
・要所要所でチャモロ文化に触れることができる。
・今回のハガニア散歩の所要時間は2時間半ほどだったが、今回行けなかった「マリア大聖堂」や「グアムミュージアム」も楽しむなら半日ほど時間をとって行くのがよさそう。
今回も長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
少しでも楽しさや感動が伝わり、読んでくださった方のご参考になるようなことがあれば幸いです(*^^*)