登別*登別温泉散策⑤(徒歩約20分)「大湯沼」から「大湯沼川天然足湯」へ ~野生の鹿がいた!自然と瑞々しさにあふれた道のり~
こんにちは。komeと申します。
今回は、2019年9月に行ってまいりました登別温泉散策のお話をさせていただきたいと思います(o^^o)
登別温泉散策⑤と題しまして、「大湯沼」から「大湯沼川天然足湯」までの道のりをご報告させてください。
(大湯沼についての記事はこちら→ 登別*登別温泉街から車で10分弱、野性味と壮大さを感じる「大湯沼」へ )
登別温泉散策について
まずは「登別温泉 散策」について、ちょっとご説明。(「登別温泉散策①~④」で書いたものと同じ内容です。)
以前「地獄谷駐車場」を利用した際に、「登別温泉てくてく散策MAP」というものをいただきました。
そのマップをみると、温泉街の奥にある「地獄谷」や少し離れた所にある「大湯沼」の周辺に7つの遊歩道や探勝歩道があり、色々散策できるとのことです。
10分程で回れる手軽な道や、いくつかの遊歩道を組み合わせて40分以上かけて山の中を散策する道など、散歩レベルから山歩きレベルまで様々な道があるようなので、今後少しずつチャレンジしていきたいと思います(o^^o)
また、今回散策に行ってみて大事だと思ったのが、持ち物の準備です。
必要だと感じたものを、以下にメモさせてください。
必ず持っていった方がいいもの
・水分
・タオル
必要なら持っていくとよさそうな物
・日傘
・日焼け止め
・塩分補給
・ウェットティッシュ
・靴下の替え(足湯利用時)
「大湯沼川天然足湯」について
「大湯沼川天然足湯」は、「大湯沼」から流れ出た硫黄泉の川「大湯沼川」でできた天然の足湯です。読んで字のごとくですね。
「大湯沼」から「天然足湯」までは少し距離があり、森の中を通る「大湯沼川探勝歩道」を歩いて行きます。道中、森林浴をしながら心地よい散策を楽しむことができます。
「足湯」には、座る場所や座布団などが用意されています。
私が訪れた時は暑い日だったので、「足湯で温まる」…という感じではなかったのですが、涼しく穏やかな森林浴を楽しむことができました。
木陰で涼みながら聴く川の音は何とも言えず心地よかったです。目と耳と肌、そして呼吸で自然の気持ちよさをたっぷり感じることができました。
いざ散策!
改めまして、今回は「大湯沼」から「大湯沼川天然足湯」までの道のりをまとめてみました。
マップ上では赤色マーカーの部分になります。見づらいです。すみません。汗
だいたい徒歩20分強の行程でした。
他の「登別温泉散策」の記事に載せたような動画は撮れていないのですが、いつか撮りに行けたら、改めて動画を載せて更新させていただきたいと思います。
「大湯沼」→「大湯沼川探勝歩道」
さて、行きます!
大湯沼を出発し、「探勝歩道」まで道路を歩いていきます。
交通量はあまりありませんが、気をつけて道路を歩きます。
道路から、大湯沼やその向こう側にある「日和山」を眺めることができます。
眺めていると、日和山のふもとに鹿を発見しました!
一生懸命草を食べている姿が可愛いらしかったです。しばらく眺めているとさらに2匹の鹿が出てきて、なにか情報交換している様子。野生みと可愛らしさを感じ、癒されました。
そんなこんなで歩いていると「大湯沼川探勝歩道」入口にたどり着きました。
「大湯沼川探勝歩道」 → 「大湯沼川天然足湯」
「大湯沼探勝歩道」入口から森の中へ降りて行きます。
登別温泉散策①~④で歩いた道よりは、足場が悪そうです。少し山歩き感があります。
大湯沼川です。少し緑がかっているのは硫黄のせいでしょうか。
橋を渡った後は、川沿いを歩いて行きます。
板張りの道…なんだかわくわくする道です。森の景観とも馴染んでいてとても素敵でした。下り坂も手伝い、足取りが軽くなります。
板張りの道を歩いていると「足湯」が見えてきました。 こちらも木材で整備され、森の中ととても馴染んでいました。
「大湯沼川天然足湯」
「大湯沼川天然足湯」でしばしのんびり。
いくつか注意案内を目にしました。
ーーーーーーー 注意案内 ーーーーーーー
【注意】天然足湯ご利用の皆様へ
上流部にある「大正地獄」から、突発的に湯泥が噴出した場合、高温の源泉が流れてきますので、十分にご注意ください。(2016年11月以降、頻発中。)
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ーーーーーーー 注意案内 ーーーーーーー
(一部欠けて見えない部分あり)大湯沼から流れでる源泉です。季節や天候によりお湯の温度が高くなることがありますので、注意してください。
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高温のお湯が出てくる可能性があるのですね。足湯を利用する際は要注意です。
座布団の貸し出しもありました。
足湯場で腰を下ろして、川の音に耳を傾けてみました。
穏やかで心洗われる時間が流れます。
足湯場でのんびりしていると、ふと対岸にこんなものを見つけました。
石が積まれています。
これは…親より先に死んだ子供が石を積み続けるという「賽の河原の石積み」…でしょうか?
地獄谷から離れた天然足湯にまで地獄が浸透しています。徹底した演出です。
観光客が積んだのか、観光協会の方が積んだのか、どなたが行ったのでしょう。
ーーーー「賽の河原の石積み」とは ーーーー
死後、あの世へ行くために渡る「三途の川」の手前にある「賽の河原」。
そこでは、親より先に死んでしまった子供達が両親への供養のために石を積み続けています。積んだ石は、鬼に崩され、また1から積み直さなければなりません。
このような報われない苦しみを延々と繰り返さなければならないのは、「親より先に死ぬ」という大罪の1つを犯してしまったためだからだそうです。親を悲しませ苦しめた罪を償うために、報われない苦しみに耐えながら石積みを行わなければならないのだそうです。
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親より先に亡くなるという本人すら辛い境遇の後、賽の河原でさらに苦しみが待っているというのはとても心が痛みます。
本人の意思とは関係なく、親より先に死ぬということは大きな罪になるのですね。
散策動画
今回の道のりは動画撮影しておりません。
そのうち撮りに行きたいと思っていますので、その際は改めて動画を載せて更新させていただきます(^^)
まとめ
・「大湯沼」から「大湯沼川天然足湯」までの道のりは徒歩約20分
・「大湯沼」から「大湯沼川探勝歩道」までは、大湯沼と日和山を眺めることができ、野生の動物など、自然の様子を見ることができる
・「大湯沼川探勝歩道」は、整備はされているものの、少々険しい道のり。ただ森の中を歩くので、森林浴をしながら気持ちよく散策することがきる
・「大湯沼川天然足湯」は、椅子や座布団が整備されている。目と耳と呼吸で自然を感じられる気持ちのいい場所。
最後までご覧いただきありがとうございます。
少しでも気持ちよさや空気感が伝わり、ご参考になるようなことがあれば幸いです(*^^*)