登別*登別温泉散策④(徒歩約5分)「地獄谷展望台」から「地獄谷第2展望台」へ ~観音像やジオラマ、古い案内板がある道のり~
こんにちは。komeと申します。
今回は、2019年9月に行ってきました登別温泉散策のお話をさせていただきたいと思います(o^^o)
登別温泉散策④と題しまして、「地獄谷展望台」から「地獄谷第2展望台」を通ってぐるっとまわってくる道のりをご報告させてください。
登別温泉散策について
まずは「登別温泉 散策」について、ちょっとご説明。(「登別温泉散策①~③」で書いたものと同じ内容です。)
以前「地獄谷駐車場」を利用した際に、「登別温泉てくてく散策MAP」というものをいただきました。
そのマップをみると、温泉街の奥にある「地獄谷」や少し離れた所にある「大湯沼」の周辺に7つの遊歩道や探勝歩道があり、色々と散策できるとのことです。
10分程で回れる手軽な道や、いくつかの遊歩道を組み合わせて40分以上かけて山の中を散策する道など、散歩レベルから山歩きレベルまで様々な道があるようなので、今後少しずつチャレンジしていきたいと思います。
また、今回散策に行ってみて大事だと思ったのが、持ち物の準備です。
必要だと感じたものを、以下にメモさせてください。
必ず持っていった方がいいもの
・水分
・タオル
必要なら持っていくとよさそうな物
・日傘
・日焼け止め
・塩分補給
・ウェットティッシュ
・靴下の替え(足湯利用時)
「地獄谷第2展望台」について
今回の散策で訪れた「地獄谷第2展望台」は、本家「地獄谷展望台」から少し昇った所にある展望台です。
少し階段を上りますが、5分かからずにたどり着くことができます。
第2展望台では、地獄谷を横から眺めみることができます。
また第2展望台へ向かう道中では、地獄谷のジオラマや、古い案内看板、過去の上人たちが関わった観音像や題目石など、今までご紹介してきた遊歩道にはなかったものに出会うことができました。
いざ散策!
改めまして、今回は「地獄谷展望台」から「地獄谷第2展望台」まで登り、そのまま「駐車場横の道路」に出てくる道のりを、まとめてみました。
マップ上では赤色マーカーの部分になります。見づらいです。すみません。汗
だいたい徒歩5分ほどの行程でした。
下の方に動画も貼りましたので、もしよければ見てみて下さい。より雰囲気が伝わるかと思います(*^^*)
また、これからお見せしていく写真は、動画から切り取ったものが多いです。そのため少し粗い写真もありますがご了承ください。
景色や観音様の写真はばっちり撮影したのですが、歩くのに必死だったためか道のりの写真を撮り忘れてしまいました。汗
「地獄谷展望台」→「地獄谷第2展望台」
さて、行きます!
まずは「地獄谷展望台」の脇にある階段に向かいます。
階段のすぐ手前に、「地獄谷」のジオラマがありました。
さて、ちょっと大変ですが階段を昇って行きます。
こちらの道も、他の遊歩道と同様しっかり整備されており、足元は安全でした。
あまり観光客はおらず、穴場的な雰囲気がありました。
地獄谷の案内看板がありました!
木造に年季を感じます。いつ頃作成されたものなのでしょうね。
案内板に書かれている内容はこちら ↓
「地獄谷は、直径四五〇メートルの爆裂火口跡で無数の噴気孔からは、今なおさかんに熱湯や蒸気などが噴き出しています
この熱湯は最高九十八度と非常に高温で、また量も豊富なため地獄谷は登別温泉の最も大きな泉源となっています
登別温泉では、場所により色々な泉質の温泉が湧き出しており全部で十一種類にもおよぶといわれています」
さて、もう少し歩いて行きます。
かなり緑に囲まれていますね。
ひらけた空間に来ました。こちらが「第2展望台」になります。
「地獄谷第2展望台」
第2展望台からみた景色です。
谷を横から見る形になるためか、他の場所で見るより谷が長く、遠く感じます。
反対の「鉄泉池」から見た時は見上げる形となり、広い空に解放感を感じました。対して「第2展望台」から見た時は見下ろす形となり、谷の奥にある山や森まで見渡すことができ、そのどっしりと構えている様子に安心感を感じました。
「鉄泉池」からの解放感に対し、「第2展望台」からの大地感といったところでしょうか(^^)同じ地獄谷でも見る場所によって表情が異なら様子がわかりました。
第2展望台の後には、「鉈作(なたづくり)観音」と呼ばれる観音像がありました。
ーーー「鉈作(なたづくり)観音」---
マップより
「江戸時代に全国を行脚した僧・円空上人が、寛文6(1666)年に鉈一本で作り上げた観音像。山火事で一時行方不明になり、後に黒焦げの姿で発見。地獄谷展望台に安置されています。」
--------------------
山火事で行方不明、黒焦げで発見、と壮絶な経緯を経ています。それらを経てなお、今こちらに安置されているということは、霊験やありがたみを感じます。
「地獄谷第2展望台」→「駐車場横の道路」
「鉈作観音」の横に階段があるので、そちらを降りて行きます。
こちらの道も地獄谷遊歩道と同じく、なかなかのジブリ感があります。茂る緑と石造りの階段、それに木造の手すり、いいですね(^^)
階段を降りて道に出ると、大きな立石が左右に2つ出てきました。
「題目石」と呼ばれるものだそうです。
ーーーーーーー「題目石」-------
マップより
「明治4(1871)年、伊達市妙英寺を開いた僧、日進上人が、お題目を墨で書き上げた自然石。昔は水にかけると「南無妙法蓮華経」の文字が浮かび上がったそうです。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
題目とは「南無妙法蓮華経」の文句のことだそうです。こちらもありがたみを感じます。
降りてきた階段を 振り返って見ました。今回の散策はここで終了です。
この写真の反対側は、地獄谷駐車場になります。地獄谷展望台から温泉街に向けて少しだけ降りてきた形になります。
散策動画
今回お話しした道のりを、別の日に動画を撮り、まとめてみました。よろしければご覧ください(*^^*)
*早送りバージョン*
*ノーマル(通常速度)バージョン*
まとめ
・「地獄谷展望台」から「地獄谷第2展望台」を通って「駐車場横の道路」に出る道のりは徒歩約5分
・「地獄谷第2展望台」は、見下ろす形で地獄谷を横から眺めることができる
・今回の道のりには、地獄谷のジオラマ、古い案内板、観音像、題目石など見る物が色々あった
・足場は整えられており安心して歩くことができる、階段の昇り降りがある
最後までご覧いただきありがとうございます。
少しでも楽しさが伝わり、ご参考になるようなことがあれば幸いです(*^^*)